にちじょう

日常で気になったものを写真を通して紹介します。

【日常】熱音響システム

昨日テレビ見てたらですね、ちらっと「熱音響エンジン」という単語が聞こえてきましてね。番組変えずにそのまま観続けたんですわ。

番組は12/13の18:30~19:00 TBSでやっていた夢の扉+という番組。

 いやーこういうエネルギーとか変換とかエンジンとか大好きで。どうせ隙間番組だろーと思ってたらそうでもなかったっていうw

 

で、この熱音響システムっていうのがなんなのかというと。

試験管の中のスチールウールの片側だけを温め続けると左右で温度差が発生して、熱したのと反対側から音波が出るというもの。仕組みはシンプルなんだけど文字にするとわかりづらいね・・・。簡単に言うと「熱」を「エネルギー」に変換する仕組み。たぶん。

 

これの何がすごいのかって、熱と言えば普通捨てるものなんですよ。エンジンでガソリン燃やして発生した熱は何に利用するでもなくそのまま放出だし。ガスコンロで鍋温めてても周りから漏れ出た熱はそのまま放出だし。

熱を生み出すのも電気が必要なわけで、生成途中の熱を利用しているわけではない。

 

この無駄でしかない「熱」から、エネルギーを取り出せてしまう(正確には、熱をインプットしてエネルギーなりをアウトプットする)というシステム。言い換えれば、ゴミを宝に変換するシステム。すごくない?(語彙不足

 

いやーもうなんというかロマンしかない。エネルギー使った時に生み出される「熱」って無駄でもったいないよなー何かうまいこと回収出来ないもんかなーと思ったことはあるけど、まさかこんな方法があるとは。

 

番組中で150度でシステム動かすことが出来たーって言ってたけど、将来的にもっと効率上げて、それこそ40度とかでも動かせるようになったら、そこかしこからエネルギーが生成できますね。電気を買う量減るし、何よりエコだし、新たにエネルギー的コストがいるわけでもない。早く実用段階まで進んでくれないかなぁ。わくわく。